栄養強化剤であるビタミンC など、258品目の食品添加物の安全基準が大幅に強化される。
食品医薬品安全庁(KFDA)は、栄養強化剤を含む食品添加物、258品目に対して鉛等の有害重金属、イソプロフィルアルコール等の残留溶媒、大膓菌等の微生物規格をはじめとする有害物質管理基準を強化したことを明らかにした。
ビタミンCやグルコン酸鉄等の栄養強化剤は、食品の中でもビタミンやミネラル等の微量な栄養素成分の強化と栄養素補充用の健康機能食品等に使用される。
特別な栄養管理が必要な乳児、病弱者、高齢者のための特殊食品に使用されることもあり、その場合は特に有害物質に対する管理と品質の確保が必須となる。
今回の改定告示では、栄養強化剤20品目、ソルビン酸などの保存料14品目、エリソルビン酸などの酸化防止剤10品目、クロロフィルなどの着色料37品目といった食品添加物全般の品質向上が期待されている。
KFDAは、有害物質に対する品質管理が徹底された添加物のみが食品に使用されるよう、食品添加物の事前管理体系を持続的に確立していくことを明らかにした。
同改定告示の具体的な内容は、KFDAのホームページ( http://www.kfda.go.kr )の制・改定告示欄から確認が可能。
参考URL:KFDAニュース 2010.5.14
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&seq=12320