韓国のバイオ医薬品産業を総合的かつ体系的に支援し、支援対象事業に対するコントロール機能を遂行する官民協同の合同戦略企画団が発足する。
9月28日、食品医薬品安全庁(KFDA)は、国内のバイオ医薬品業界とともに「バイオ医薬品産業発展戦略企画団(Dynamic BIO)」を発足すると発表した。同企画団は、ワクチン等の既存バイオ医薬品と遺伝子再組合医薬品、細胞治療剤といった先端バイオ医薬品の製造業者、輸入業者との協議を通じて構成。KFDAバイオ生薬局長を団長とし、KFDA及び業界関係者から成る5つの分科、計77名の外部専門家諮問団により運営される。
戦略企画団の5つの分科には、総括企画、産業支援、教育広報、国際協力、研究開発分野があり、各分野において関連政策開発及びバイオ医薬品製造所の支援等、国内バイオ医薬品産業の競争力向上に必要な17の課題を推進する。また、分科別の会議を行うことで、持続的に支援課題を検討し、毎月、定期会議を行うことで課題別の推進状況を点検する予定。
KFDAは、今回の戦略企画団が国内バイオ医薬品産業を次世代の国家動力産業として成長させるのに役立つと期待している。 業界からの意見を収集する窓口としても活用する計画だという。
参考URL: 2010.9.24 KFDAニュース
http://kfda.korea.kr/gonews/branch.do?act=detailView&dataId=155687791§ionId=p_sec_1&type=news&currPage=1&flComment=1&flReply=0