食品医薬品安全庁(KFDA)は、茨城、神奈川、千葉、栃木県で生産される緑茶及び福島県で生産される梅に関し、6月3日より暫定的に輸入中断措置をとると発表した。今回の措置は、5回目になる中断措置となる。暫定輸入中断の地域として神奈川県が新たに追加され、品目は葉菜類、緑茶など、計12品目となる。福島第一原発事故以降に日本で生産された緑茶と梅は韓国に輸出されていない。
KFDAは、検査を強化した2011年5月1日以降、日本産の食品添加物の2件、及び米国産で日本を経由して輸入されたコーヒー豆から放射性セシウムが基準値(134Cs+137Cs 370 Bq/ kg)以下の41.9、1.5、1.4 Bq/ kgでそれぞれ検出されたが、輸入者が自主的に搬送することにしたため韓国国内には流通されなかった。
暫定的に輸入中断している食品以外で、日本から韓国へ輸出されている食品については放射能検査が実施され、その検査結果はKFDAのウェブサイト(www.kfda.go.kr)にて公開、毎日更新されている。
2011.6.8 KFDAニュース
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=15279&cmd=v