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2013年11月13日～11月15日までの3日間、アジア地域最大の国際的な美容関連見本市「Cosmeprof Asia 2013」が中国・香港で開催されました。
アジア経済の中心地でもある香港でのこの見本市には、世界約40か国から2,000社以上の化粧品、健康食品、スパ・ウェルネス用品、ネイル用品、ヘアケア用品、原料、美容機器、包装材の製造・OEMメーカーが集結し、6万人を超える来場者が世界各国から訪れます。
香港島と九龍を一望できるビジネスエリアにある広大な展示会場には、フロアごとに出展企業がひしめき、各階をつなぐコンコースにも展示ブースが並ぶ光景はまさにアジア最大の展示会であることを表しています。
各会場には、国ごとに特色のあるパビリオンもあり、JETRO（日本貿易振興機構、 http://www.jetro.go.jp/j-messe/tradefair/CosmoprofAsia_38593）の海外市場開拓の取り組みの一つであるジャパンパビリオンでも、メイドインジャパンの高品質な製品に多くの来場者が関心を持っている姿を目にすることが出来ました。他には、本展示会最大の190社もの企業がスタンドを構えた韓国パビリオン、そして成長著しい東南アジア諸国のパビリオンが賑わいをみせていることも印象に残りました。
化粧品メーカーが集まる会場では、世界的な自然・オーガニック化粧品市場の成長がまだまだ続いていることから、「ナチュラル・オーガニック」という特色を打ち出しているブランド・製品が多く見られ、日本薬事法務学会が第三者認証機関を務める「NATRUE（ネイトゥルー、http://natrue.jpn.com/）」認証をはじめ、様々な認証マークを目にしましたが、美容機器の会場では最先端の科学技術を駆使した様々な美容技術が紹介されており、美容・健康産業の多角的な発展が感じられました。
さらに原材料や包装材メーカーが集まる会場からは、「世界の工場」と言われる中国経済の姿を実感することもでき、これも世界を動かすアジア経済の中心地香港で開催されるアジア地域最大の展示会であることの象徴でしょう。
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その他、各国・各地域の美容産業・化粧品市場・関連する法令に関するセミナーや、メイクアップ・ヘアショーなどのイベントも開催され、特に日本の化粧品市場についてのセミナーや、日本を代表する企業「資生堂」が主催するヘアメイクアップショーの会場には多くの人が詰めかけており、日本市場への関心の高さを窺い知ることもできました。
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2014年は11月12日から14日までの3日間、同じく中国・香港で開催される予定です。
＜開催概要＞
名称：Cosmeprof Asia 2013
期間：2013年11月13日～15日
会場：香港コンベンション＆エキジビションセンター
主催：UBM Asia Ltd