食品医薬品安全庁(KFDA)は、胚性幹細胞から分化した細胞治療剤の臨床試験を韓国で初めて承認したと発表した。 今回の承認された臨床試験は、株式会社チャバイオエンディオステクのシュタルガルト病(先天性黄斑変性症)治療薬の開発のため、初めて人に投与する段階の第1相試験である。
今回の臨床試験は、米国のACT(Advanced Cell Technology)社から供給された人の胚性幹細胞を目の...
食品医薬品安全庁(KFDA)は、食薬庁長が中国の国家質量監督検験検疫総局(質検総局)と国家食品薬品監督管理局(SFDA)を訪問し、韓中間の食品や医薬品に関する交流を活性化する方案について明らかにした。今回の代表団は、ノヨンホン食薬庁長をはじめとする医薬品の審査部長ら5人で構成された。
※質検総局は、食品や化粧品の輸出入検査担当機関。SFDAは、医薬品や医療機器の許認可(化粧品、健康機能食品を含む...
食品医薬品安全庁(KFDA)は、こどもの日や母の日がある5月を迎え、家族用ギフト商品や子ども用医薬品の正しい使用方法に関する情報を提供すると発表した。健康志向や高齢化といった社会の流れとともに、1兆ウォン以上の市場規模を持つ健康機能食品ではあるが、抗がん、動脈硬化の予防、関節炎治療といった病気の治療効果は検証されておらず、消費者が誇大広告に惑わされることも多い。また、品目別に様々な機能を持つ製品...
29日、食品医薬品安全庁(KFDA)安全評価院は、韓国国民が食品から摂取するダイオキシン類の1日の量を調査した結果、影響のないレベルであると発表した。今回の研究は、2010年6月~11月までの6ヵ月間に実施され、韓国で流通している食品群(42品目、210件)が対象となっている。
KFDAは、韓国国民が食品を通じて摂取可能なダイオキシン類の適量は約0.4 pg TEQ/ kg・bw/dayとし...
食品医薬品安全庁(KFDA)は、国際水準の食品添加物に関する基準規格体系の確立を目指し、成分規格及び使用基準の分離による条文体系の改善、使用対象となっている類型の食品公典との統一といった、食品添加物の基準や規格を全面改定すると発表した。
現行基準は、1968年に食品添加物公典の初版以降、各品目の成分規格と使用基準の両方を収載している。しかし、現場における使用基準の情報を検索する場合に不便でも...
蚊やハエといった害虫類の繁殖が急増する夏を前に、忌避剤を無許可で製造輸入、販売するケースが急増している。食品医薬品安全庁(KFDA)は、消費者に対し注意を呼びかけている。忌避剤は、殺虫剤のように虫を殺す効果はないが、昆虫を嫌う物質を皮膚や衣服にスプレーして塗布し、虫が人に接近することを防ぐ製品である。
現在、医薬外品として認可された蚊などの忌避剤は、エアロゾル40品目と、液剤・ローション・乳...
食品医薬品安全庁(KFDA)は、患者が高脂血症治療薬を安全に使用するための「高脂血症治療薬・服用時間の確認」を発刊し配布すると発表した。今回の冊子は、消費者が医薬品を安全に使用できるようにわかりやすく説明した医薬品の安全使用マニュアルの第8シリーズとして、高脂血症の原因、症状、治療薬の服用時の注意事項等が盛り込まれている。
現在、高脂血症治療薬としては、コレステロールの合成を抑制するスタチン...
食品医薬品安全庁(KFDA)の安全評価院が2010年、抗生物質耐性に対する消費者の認識度調査を実施した。今回の調査は「適切な抗生物質の使用のための抗生物質耐性の消費者の認識改善」を分析。韓国国内、20歳以上の成人男女1000人を対象に行なわれた。
今回の調査では、韓国の抗生物質耐性問題の深刻性について、対象者の72%が深刻か、やや深刻と回答した。抗生物質の服用が風邪の治療に役立つのかという問...
4月25日、食品医薬品安全庁(KFDA)はシンガポール保健科学庁(HSA)の庁長と高官級会議を行ない、医薬品や医療機器の分野についての相互協力方案を論議したことを明らかにした。
※保健科学庁(HSA、Health Science Authority):シンガポールの保健省(Ministry of Health)傘下の医薬品、医療機器および化粧品の許認可及び安全管理監督機関
今回の会議は、昨年...
食品医薬品安全庁(KFDA)は福島第一原発事故に関連し、韓国国民の不安心理に便乗し、紅参(高麗人参)やヨウ素含有食品をあたかも放射能の防御に効果があるような虚偽の誇大広告やプレスリリースを行なっている企業があるとし、消費者に対し注意を呼びかけた。
現時点で放射能防御の機能性が認められた食品は存在せず、一部のマスコミで効果があると報道されているプロポリス、紅参(高麗人参)、アロエ、クロレラ、ビ...