食品医薬品安全庁(KFDA)は、薬局における無資格者の医薬品調剤・販売といった不法行為に対する企画監視を実施。17か所が摘発された。
今回の点検は9月29日と30日の2日間に渡って実施され、事前の情報収集で無資格者による調剤及び販売の疑いがあるとされた40の薬局が対象となった。 無資格者の医薬品調剤・販売が3か所、無資格者の医薬品販売が14か所、薬剤師の衛生服及び名札未着用が6か所、計23か所が薬事法違反により摘発された。
摘発された薬局及び薬事法令を違反した無資格者に対し、KFDAは当該薬局を管轄する地方自治団体に行政処分等の措置をとるよう要請する予定。点検中に無資格者が逃走する等で確認が不可能であった3つの薬局に対しては、追加調査を実施し、厳重な措置がとられる。
KFDAの説明によると、 薬局内の無資格者による医薬品調剤・販売行為の摘発は証拠確保が難しく、取締まりも難しい。今回は、事前に薬局の情報を収集し、違反行為の写真や動画撮影を行いながら短期間で点検が実施された。KFDAは、今後も無資格者を取り締まるために企画監視を随時に実施する方針であり、消費者に対しても薬剤師衛生服と名札を着用した薬剤師からのみ医薬品を購買するよう呼びかけた。
参考URL: KFDA ニュース 2010.10.4
http://kfda.korea.kr/gonews/branch.do?act=detailView&dataId=155689752§ionId=p_sec_1&type=news&currPage=1&flComment=1&flReply=0