食品医薬品安全庁(KFDA)では、現在市場に流通している電子式の喫煙欲求低下剤に関して無許可の製品販売及び施設製造等の請願申し立て、輸入品の初回品質検査で不適合がある等の問題があると判断。電子式喫煙欲求低下剤の輸入・製造業者について危害犯中央調査団と特別合同点検を実施した。
点検の結果、無許可行為といった刑事告発の必要事項に対しては、危害犯中央調査団が捜査中であり、品質不適合等の薬事法令違反行為に対しては管轄地方庁で行政処分の措置を行なっている。KFDAが医薬外品として許可した電子式喫煙欲求低下剤は計10品目で、そのうち、市場流通していない1品目(ラストスティック、韓国フィリップ(株))を除く9品目が品質不適合として許可取り消し、または許可取り消し予定である。
現在、KFDAで医薬外品として許可を受けている電子式喫煙欲求低下剤は、ニコチンが含有している必要があり、禁煙補助を目的に使用されるため、企画財政部のタバコ事業法によって管理されるニコチンが含有されたタバコ代用品とは区分される。
今回の措置により、すべての電子式喫煙欲求低下剤に対する販売中止が決定されたというわけではない。今後、法律に適合した品質を取り揃えた品目は手続きを経て輸入・製造許可及び流通ができる。
参考URL: 2010.11.5 KFDAニュース
http://kfda.go.kr/index.kfda?mid=57&seq=13498&cmd=v