【韓国】医療機器の誇大広告に対策

 食品医薬品安全庁(KFDA)は、3月14日から4月8日までの間にインターネットやテレビショッピング等における医療機器の虚偽•誇大広告行為に対する特別点検を実施すると発表した。6つの地方庁と16の市・道と(市郡区)と合同で全国的に実施する。
今回の点検では、最近の家庭用医療機器の需要拡大等により消費者の被害が懸念される医療用バイブレーター、個人用温熱器をはじめとする生活密着型の医療機器を主な対象として実施。 特に 許可を受けた内容と異なる虚偽、誇大広告に重点を置く予定だという。また、インターネット、テレビショッピング、新聞、雑誌の未審査広告のモニタリングを実施する計画。

 KFDAは医療機器の虚偽、誇大広告による消費者被害を根絶するため「医療機器の虚偽•誇大広告のための申告センター」を開設し、被害防止のための10の消費者行動要領を提示している。 誇大広告を申告する場合は、KFDAのホームページ(www.kfda.go.kr→医療機器の虚偽•誇大広告の報告)から違反業者を申告することが可能である。

 今回の検査で不当であるとされたメーカーに対しては措置がとられる予定。 KFDAは、消費者が医療機器を購入する際に必ずKFDAによって許可された製品であること、許可された使用目的(効能効果)を必ず確認するよう注意を促した。

参考URL: 2011.3.11 KFDAニュース
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=14406&cmd=v