食品医薬品安全庁(KFDA)は、日本の福島第一原子力発電所事故と関連し、3月19日~29日18時現在までの輸入食品の放射能検査の現状を次のように説明した。 製造国が日本、もしくは日本を経由して韓国に輸入される農林産物、加工食品、食品添加物、健康機能食品全986件を対象に放射能検査を実施した結果、244件すべて適合。742件は現在も検査中である。
※農林産物1件、加工食品632件、健康機能食品26件、食品添加物327件
品目別では、農林産物1件、加工食品136件、健康機能食品6件、食品添加物101件を検査した結果、244件すべて適切なものと調査されており、そのうち14件の試料から問題のないレベルのごくわずかな量(0.08〜0.6 Bq / kg)が検出された。
※韓国の放射能基準:セシウム(134Cs + 137Cs)370 Bq / kg、ヨウ素(131I)300 Bq / kg(乳および乳加工品150 Bq / kg)
※米国(’99〜’05)では、セシウムは5 Bq / kg、ヨウ素は3 Bq / kg以下の場合、問題のないレベルと判断している
参考URL: 2011.3.30 KFDAニュース
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=14609&cmd=v