【韓国】酒類メーカーに対して安全管理の実態調査と全国巡回教育の実施

 食品医薬品安全庁(KFDA)は、国内のお酒の消費量の増加に伴い、酒類の安全管理の強化及び酒類産業の競争力向上のために5月から年末までの酒類製造業者を対象に指導・点検を実施すると発表した。

  今回の指導・点検は、酒類の製造免許証の1,551社のうち約770社の企業を対象に実施する計画であり、年次的に指導・点検対象企業を拡大し、指導・点検の結果、不十分な企業は、改善されるまで継続的に指導・点検を実施する。

主な指導・点検の内容は、▲防虫、防鼠施設などの施設の衛生管理▲従事者個人の衛生管理▲酒類に使用できない添加物を使用しているか▲製造用水の管理▲醗酵室などの異物混入防止施設を設置しているか、など。

  KFDAは今回の指導・点検に先立ち、全国の酒類製造業者を対象に酒類の安全管理の全国巡回教育を実施し、安全で高品質のお酒の製造・流通ができるようにすると説明した。また、大韓濁酒製造中央会、韓国酒類産業協会など、関連団体等に指導・点検計画などを事前に告知し、企業自ら、酒類の安全管理事項を事前に準備(約1ヶ月)できるようにした。


参考URL: 2011.4.13 KFDAニュース
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=14803&cmd=v