【韓国】新種広報館の点検が実施、虚偽誇大広告等の7カ所が摘発

 食品医薬品安全庁(KFDA)は、今年3月の1カ月間、「シニア監視員」と共にに韓国全土で一斉に新種の広報館41カ所の取締りを実施した。食品衛生法及び健康機能食品に関する法律に違反した7業者を摘発。行政処分や告発などの措置をしたと明らかにした。

 点検の結果、摘発された業者は、がん、骨粗しょう症、関節炎、膀胱炎、糖尿病などの病気の治療に効果があるように製品を虚偽誇大広告をし、健康機能食品販売業の営業届出なしに健康機能性食品を販売するなどの違法行為をしていた。
※違反の内訳:虚偽誇大広告→4カ所、健康機能食品販売業申告無し→2カ所、健康機能食品の違法小分け販売→1カ所

 今回の取締りは、KFDAが今年2月末に新種広報館の営業被害事例を予防するために委託した「シニア監視員」35名が情報を収集して提供するなどして行われた。シニアの監視員への委嘱により短期間で大きな成果を収めたとみている。これは「シニアの監視員」の周辺の実生活に起こることであり、自分のことのように情報を収集するなど、積極的に参加しているためである。

 KFDAは食品(健康機能食品を含む)を、まるで疾病治療に効果があったり、全ての病気が治るとの虚偽誇大広告する行為に惑わされないように注意を呼びかけながら、今後も高齢者など社会的弱者を対象にした「新種広報館」等での虚偽誇大広告行為に対する取り締まりを継続的に強化する計画であると明らかにした。

参考URL: 2011.4.14 KFDAニュース
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=14813&cmd=v